2023.08.31

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第71回サン・セバスティアン国際映画祭 ≪オフィシャル・コンペティション部門≫に選出決定! 場面写真解禁!

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森山未來×藤竜也『大いなる不在』がトロントに続いて
スペイン最大の映画祭 第71回サン・セバスティアン国際映画祭《オフィシャル・コンペティション部門》へ選出!

森山未來が主演し、藤竜也、真木よう子、原日出子が出演する映画『大いなる不在』が、先日発表された第48回トロント国際映画祭でのワールドプレミアにつづき、現地日程9月22日(金)〜9月30日(土)開催の第71回サン・セバスティアン国際映画祭のコンペティション部門となる「オフィシャルセレクション部門」で、ヨーロッパ初上映されることが決定!!
監督のコメントと共に、場面写真4点が解禁となった。

「サン・セバスティアン国際映画祭」は、ヨーロッパにおいてカンヌ、ベルリン、ベネチアの映画祭に次ぐ重要な映画祭とされており、今年で71回目の開催を迎えるスペイン語圏最大の映画祭。コンペティション部門の「オフィシャルセレクション」には、世界各国から選出された約20作品が最高賞、ゴールデンシェルを競う。今年、日本からは、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』と近浦啓監督の『大いなる不在』の二作品が同賞にノミネートされた。

本作の監督を務める近浦啓は、『コンプリシティ/優しい共犯』(2018)が、長編デビュー作品ながら、トロント、ベルリン、釜山などの名だたる国際映画祭に正式招待され、国際的に活躍が期待される新鋭の監督。本作が2作目の長編作品となる。本作は、コンペティション部門にノミネートされた作品の中から選出される最高賞「ゴールデンシェル」に加えて、監督賞、主演・助演俳優賞等の「シルバーシェル」の対象となっており、映画祭期間中には、監督の近浦啓が映画祭への出席を予定している。

また、本作は、現地日程9月7日(木)から開催される第48回トロント国際映画祭のコンペティション部門となる「プラットフォーム部門」でのワールドプレミア上映が決まっており、映画祭期間中に、キャストの森山未來、藤竜也、真木よう子、原日出子が、揃って映画祭への出席を予定している。映画『大いなる不在』は、2024年の日本公開を予定。

近浦 啓(ちかうら・けい)監督 コメント

世界初上映のトロント国際映画祭に続き、ヨーロッパ初上映をサン・セバスティアン国際映画祭のコンペティションで迎えることができること、大変光栄です。短編映画の頃から自主制作の体制で、右も左も分からず映画制作に取り組んできた中、このような大きな舞台でこの作品を披露できることには感慨深いものがあります。9月は、トロントとサン・セバスティアンで、北米の観客の反応とヨーロッパでの反応の違いなどを実感できると良いなと思います。

(近浦啓監督プロフィール)

2013年、短編映画『Empty House』で映画監督としてのキャリアをスタート。2015年から2017年にかけて、短編映画2本を発表し、第38回クレルモン=フェラン国際短編映画祭、第70回ロカルノ国際映画祭、第42回トロント国際映画祭をはじめ数多くの映画祭に選出され、長編映画制作への土台を築く。2018年、『コンプリシティ/優しい共犯』で長編映画デビュー。第43回トロント国際映画祭(ディスカバリー部門)でのワールドプレミア上映を皮切りに、第23回釡山国際映画祭(アジア映画の窓部門)にてアジアプレミア、さらには、第69回ベルリン国際映画祭(キュリナリー・シネマ部門)でヨーロッパプレミアを果たし、世界各国のトップクラスの映画祭に招待。日本国内では、第19回東京フィルメックスで、観客賞を受賞。2020年2月に全国劇場公開された。2023年、2本目の長編映画である『大いなる不在(英題: GREAT ABSENCE)』を発表。第48回トロント国際映画祭のコンペティション部門でのワールドプレミアが決定した。

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